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ピティエで生前葬を行うまでのヒストリー

水子供養や開運占いをしながらお客様と関わる日々を送っていた中であるご縁を頂き葬儀の司会をする機会が何度かございました。僧侶としてのお仕事と全くかけ離れているわけでもありませんのでお勉強の一環として…その中で葬儀場のスタッフさんとお客様とのやりとりをお聞きすることが度々ありました。すべてのお客様ではないけれどほとんどのお客様の関心事はお金の事でした。故人の成仏を願うというよりはいかに費用を抑えるか…という感じでしょうか。こんな時代だし生きている人間を中心に考えるだろうから仕方ないのかな…?と思ったり人生の卒業式であるはずなのにさみしさを覚えました。と同時に現代の葬儀というものに疑問を感じた気がします。あくまでも僧侶としての感覚だったのかもしれません。

<コロナの襲来!?>

ずっと葬儀について考えていました。

故人にとっても送る遺族にとっても安心で納得のいく葬儀とは…?

そんな時コロナがやってきました。毎日驚きのニュースばかりでした。志村けんさんが亡くなった時には本当にびっくりしました。しかもコロナになってしまうと誰にも会えない。死んでしまったら骨になってからしか帰れない…なんだか本当に心が痛みました。故人も遺族も到底受け入れられない事です。これからは本当に何が起こるかわからない。自分自身も家族になんの前触れもなく突然死んでしまうかも…もしそうなったら後の事はどうしよう。お金のことや葬儀の事も…子供たちに迷惑はかけたくないし、喧嘩の種を残したくない。どうすればよいのだろう。自分の終わりはいつ来るのかわからないけどその時困らないように準備することはできるはず…そうか!! 生きているうちに自分の葬儀は済ませておこう。そうすれば1つ不安が減るはず…生前葬だ!!芸能人たちがやっているイベントではなく本物の葬儀。しかも私も主人も僧侶であるので葬儀の経験もあるし心配ない。別途に僧侶への布施はいらない。葬儀場を借りる必要もないので会場費もかからない。スタッフさんを雇う必要もない…。これならば皆さんがいつも不安に思う費用の事もクリアできるのではないか?というようなことで生前葬のお仕事を始める事になりました。

まだまだ“生前葬”は一般的には知られてはいませんが、必ず必要になってくると思っております。

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